「主将をやると決めた時から『パリで引退』と決意した」…古賀紗理那、笑顔で引退会見

現役引退の記者会見に臨む古賀（１６日）

　パリ五輪でバレーボール女子日本代表主将を務めた古賀紗理那選手（２８）（ＮＥＣ）が１６日、東京都内で現役引退の記者会見を開き、「全力を出し切ったので後悔なく終わることができた」と思いを語った。

　熊本信愛女学院高２年時に日本代表デビュー。２０２１年東京五輪に出場し、翌年から主将を任され、エースとして先導してきた。７月に所属先を通じ、パリ五輪を最後に現役を引退すると表明していた。パリ五輪は１次リーグで敗退した。

　「パリ五輪で主将をやると決めた時から『パリで引退する』と決意してここまできた」と語った古賀選手。今後について「少しでもできることがあれば、お世話になったバレーボールに還元できればいい」と語った。