「シダマツ」志田千陽選手に秋田県民栄誉章…２０１８年の金足農野球部以来

バドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した志田選手（右）と松山選手（３日、パリで）＝上甲鉄撮影

　秋田県は１６日、パリ五輪のバドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した八郎潟町出身の志田千陽選手（２７）に県民栄誉章を授与すると発表した。

　志田選手は６歳でバドミントンを始め、青森山田中高を経て、２０１６年に再春館製薬所に入った。パリ五輪は松山奈未選手（２６）と組む世界ランク４位の「シダマツ」ペアとして出場。初めての五輪で表彰台に上がった。

　県民栄誉章はこれまで１９人と４団体に贈られており、１８年に夏の甲子園で準優勝を果たした金足農業高野球部以来。顕彰式の日程は未定という。