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ガザ停戦交渉、仲介のカタール「合意に向け尽力している」…双方の主張に隔たり大きく

読売新聞 / 2024年8月16日 22時34分

 【エルサレム=福島利之、ワシントン=池田慶太】カタール政府は15日、パレスチナ自治区ガザでの戦闘停止と人質解放を巡る交渉が16日も首都ドーハで続くとの見通しを示した。交渉を仲介するカタールは「合意に向けて尽力している」との声明を出したが、イスラエルとイスラム主義組織ハマスの主張の隔たりは大きい。

 米国のバイデン大統領は、イスラエルとハマスが停戦に合意すれば、ハマス最高幹部の殺害を受けて報復の構えを見せるイランがイスラエルへの攻撃を見送る可能性があると期待している。カタール外務省によると、ムハンマド・サーニ首相は15日、イランのアリ・バゲリ外相代行と電話で会談し、交渉の進展状況を報告した。ただ、米国のジョン・カービー大統領補佐官は15日、交渉について「やるべきことが多く残っている」と記者団に述べた。

 イスラエルとハマスは、バイデン氏が5月末に提案した3段階の停戦案の大枠に合意しているとされるが、詳細や履行手法を巡って溝がある。イスラエルは、ガザ・エジプト境界沿いでの自国軍駐留にこだわっている。ハマス政治局は15日、「合意にはガザからの(軍の)完全撤退や避難民の帰還など包括的な停戦が必要だ」との声明を出した。

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