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自民党総裁選、小林鷹之氏が19日立候補表明へ…河野太郎氏出馬を麻生氏が了承

読売新聞 / 2024年8月17日 5時0分

自由民主党本部

 9月に予定される自民党総裁選を巡り、小林鷹之・前経済安全保障相(49)は19日にも記者会見を開き、立候補を表明する方針を固めた。麻生派の河野太郎デジタル相(61)は16日、東京都内で麻生副総裁と面会して立候補の意向を伝え、麻生氏は了承した。林芳正官房長官(63)と加藤勝信・元官房長官(68)は出馬に意欲を示し、準備に入った。

林芳正氏と加藤勝信氏も意欲

 小林氏の立候補方針は、支援する衆院議員らが16日、国会内で会合を開き、確認した。すでに出馬に必要な推薦人20人にめどをつけており、知名度の低さを踏まえ、早期に名乗りを上げて支持拡大を図る戦略とみられる。

 小林氏は解散を決めた二階派の所属だが、派閥の支援を受けていない。中堅・若手が各派横断的に擁立に動いているのが特徴で、陣営には衆院当選同期の福田達夫・元総務会長(安倍派)や大野敬太郎・元内閣府副大臣(無派閥)らがいる。

 また、河野氏も麻生氏の了承を得たことで、麻生派(54人)を中心に推薦人を確保できる見通しとなった。同派には河野氏と距離のあるベテランらもおり、麻生氏は河野氏に対し、派内の支持固めに努めるように注文を付けている。

 一方、林氏は出馬する考えを党幹部に伝えた。林氏は解散を決めた岸田派で座長を務めており、岸田首相(党総裁)の不出馬表明を受けて判断した。岸田派では、上川陽子外相(71)も出馬を目指して複数の議員に電話をかけ、推薦人集めを始めた。

 加藤氏は16日のBS11の番組で「総裁選に向け、具体的な動きをしていきたい」と述べた。推薦人確保に関しては「これからだ」と語った。加藤氏は政策集団に衣替えした茂木派に所属している。同派を率いる茂木敏充幹事長(68)も出馬する意向だ。

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