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カタールでのガザ停戦交渉、合意に至らず終了…来週にもエジプトで改めて協議へ

読売新聞 / 2024年8月17日 0時9分

 【エルサレム=福島利之、ワシントン=池田慶太】パレスチナ自治区ガザでの戦闘停止と人質解放を巡り、カタールの首都ドーハで行われた交渉は16日、合意に至らず終了した。仲介にあたるカタールと米国、エジプトが同日発表した共同声明では、来週にもエジプトの首都カイロで各国の高官が改めて協議し、合意を目指すとしている。

 声明によると、15~16日の2日間、「建設的な協議」が行われた。米国は16日、バイデン大統領が5月末に示した提案に基づき、イスラエルとイスラム主義組織ハマスの主張の違いを埋める案を提示し、協議した。しかし、この日は合意に至らず、今後協議を続ける。

 停戦に合意すれば、ハマス最高幹部の殺害を受けて報復の構えを見せるイランがイスラエルへの攻撃を見送る可能性があると期待されている。カタールのムハンマド・サーニ首相は15日、イランのアリ・バゲリ外相代行と電話で会談し、交渉の進展状況を報告した。

 イスラエルとハマスは、バイデン氏の停戦案に大枠で合意しているとされるが、詳細や履行手法を巡って溝があった。イスラエルは、ガザ・エジプト境界沿いでの自国軍駐留にこだわっている。ハマス政治局は15日、「合意にはガザからの(軍の)完全撤退や避難民の帰還など包括的な停戦が必要だ」との声明を出していた。

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