西日本短大付、自身もＯＢの古賀海凪選手の父「自分にとっても憧れの舞台」で躍動する息子に熱い視線

メガホンをたたきながら応援する古賀選手の父・徹次さん

　第１０６回全国高校野球選手権大会第１１日の１７日、３回戦の第２試合に登場した西日本短大付（福岡）のアルプス席では、３番・一塁で出場した古賀海凪選手の父でＯＢの徹次さん（４５）が熱い視線を送った。

　小学１年から野球を始め、「甲子園に行くなら西短」と、父と同じ進路を歩んだ古賀選手。中学時代は、古賀家が営む造園事務所の倉庫内にバッティングマシンを置き、親子で特訓してきた。高校は寮生活だが、打撃で悩んだ時は徹次さんに動画が送られ、助言してきたという。

　徹次さん自身は甲子園出場はかなわず、「自分にとっても憧れの舞台。選ばれた人しか味わえない雰囲気を楽しんでほしい」と息子が躍動する姿に、目を細めた。