サイ・ヤング賞投手のロッテ・カイケルが来日初登板、初回２失点も二回以降を無安打「持ち味出せた」

来日初先発し、５回２失点のカイケル（１７日）＝浦上太介撮影

　ロッテ５―２ソフトバンク（パ・リーグ＝１７日）――来日初登板だったロッテ・カイケルは５回３安打２失点にまとめた。初回はやや球が高めに浮き、３本の長短打で２点を失ったものの、ここで崩れなかった。「自分の持ち味を出すことができた」と振り返った二回以降はツーシームやチェンジアップを丁寧に低めに集めて打たせて取り、五回まで無安打無失点で切り抜けた。米大リーグで２０１５年に２０勝を挙げ、最多勝とサイ・ヤング賞（最優秀投手賞）に輝いた左腕が、さすがの修正力を発揮した。