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松山英樹、パリ五輪「銅」に続く首位ターン「いいパッティングできた」…米男子ゴルフ・プレーオフ初戦

読売新聞 / 2024年8月17日 18時5分

 【メンフィス(米テネシー州)=時事】米男子ゴルフのプレーオフ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権は16日、テネシー州メンフィスのTPCサウスウインド(パー70)で第2ラウンドが行われ、初日2位の松山英樹が7バーディー、1ボギーの64をマークして通算11アンダーに伸ばし、デニー・マッカーシー(米)と並ぶ首位で第3ラウンドに進んだ。1打差の3位はサム・バーンズ、さらに1打差の4位で世界ランキング1位のスコッティー・シェフラーの米国勢が追う。この大会は予選落ちなしの4日間大会。

 松山は好パットでスコアを伸ばした。ラインの読みがさえ、6番で8メートル、9番で5メートル、11番では約10メートルを沈めた。「いいパッティングができた」。猛暑の中、汗をタオルで拭いながらのラウンドで、前日に続きバーディーを七つ奪った。

 嫌な流れを断ち切るリカバリーも光った。ショートパットを外した2番の直後、3番(パー5)はレイアップからチャンスに寄せてバーディー。1打目を池に落とした4番(パー3)は打ち直しの3打目をピンそばに寄せてボギーにとどめ、直後の5番ですぐに取り返した。

 腰の状態に不安は残す。「(ショットは)思ったようには打てていないが、うまくアジャストできている」。16番(パー5)では、残り約280ヤードの第2打を3番ウッドでピン奥のカラーまで運び、イーグルこそ逃したものの、この日7個目のバーディーを難なく奪った。

 銅メダルを獲得したパリ五輪に続く首位での折り返し。ラウンド後は「いい位置なので頑張りたい」と話すと、すぐに練習場へ。週末の優勝争いに向け備えを忘れなかった。(時事)

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