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競泳女子200m個人メドレー…埼玉・武南1年の高山紫妃、五輪代表を相手に逃げ切りV

読売新聞 / 2024年8月17日 21時25分

女子200メートル個人メドレーで優勝した武南の高山紫妃 (17日)=大石健登撮影

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は17日、水泳が始まり、競泳の女子200メートル個人メドレーは高山紫妃(埼玉・武南1年)が優勝し、男子400メートルリレーは豊川(愛知)が大会新で頂点に立った。飛び込みの女子高飛び込みは伊坂奏音(三重・鈴鹿2年)が制した。

 競泳女子200メートル個人メドレー決勝で、予選をトップ通過した武南の高山がスタート直後から飛び出した。隣のレーンにいたパリ五輪代表の成田実生(東京・淑徳巣鴨3年)に抜かれることなくゴール。1年生の攻めた泳ぎが、「(水泳人生で)初めて」という全国大会優勝につながった。

 得意の背泳ぎを含む前半から突っ込む作戦で、レースを引っ張った。苦手な平泳ぎで粘り、最後の自由形では息継ぎの時に追い上げてくる成田の姿が見えた。「やるしかない」。すべての力を振り絞ったラストスパートで逃げ切った。

 世界を舞台に活躍する成田は「憧れの存在」だ。パリ五輪の直後で本調子ではなかったとはいえ、高校日本一を決める大会で実力者に勝利したことに、「本当かなとびっくりした。めちゃくちゃうれしい」と声を弾ませた。

 もともと2分16秒30だった自己ベストを予選で1秒更新し、決勝は2分12秒14。1日で4秒以上タイムを縮めたのは、課題の平泳ぎを強化するなどしてきた努力の結果だ。「とても自信になるし、これからも成田さんを目指していきたい」。成田とは400メートル個人メドレーの予選で再び対戦する。恐れることなく、全力で挑むつもりだ。(崎田良介)

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