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9回ピンチの早稲田実…左翼を投手前に並べる「奇策」、打球が転がり「レフトゴロ」成立

読売新聞 / 2024年8月17日 23時38分

9回、ピンチで左翼の西村〈19〉が内野を守るシフトにする早稲田実。捕手・山中が大社の園山〈5〉を本塁でタッチアウトにする

 3回戦4試合が行われ、8強が出そろった。大社(島根)は早稲田実(西東京)に延長タイブレイクの末にサヨナラ勝ちし、大社中時代の1931年以来93年ぶりの準々決勝進出を果たした。大社は1点を追う九回、高橋翔のスクイズで追いつき、十一回にエース馬庭が適時打を放って試合を決めた。馬庭は3試合連続の完投。早稲田実は継投策が裏目に出て、8強入りを逃した。

大社3―2早稲田実

 早稲田実は九回の窮地を「奇策」で切り抜けた。同点とされ、なお一死二、三塁。ここで左翼の石原に代わって出場した1年の西村が、投手の左前方に入って守る。次打者の打球は西村のもとへ転がり、落ち着いて処理して「左翼ゴロ」が成立。送球間に本塁を狙った三塁走者もタッチアウトとなり、ピンチを脱した。本職が内野手という西村は「体のどこに当たっても止めようと思っていた。(同点でしのぎ)流れが来たと思ったけど……」とうつむいた。

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