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日替わり上位打線の巨人が大勝、「不動の4番」が久々の一発…首位広島とゲーム差なしに

読売新聞 / 2024年8月18日 6時0分

4回無死1塁、2ランを放つ岡本和(捕手・山本)(17日、横浜スタジアムで)

 巨人11-1DeNA(セ・リーグ=17日)――巨人が15安打11得点で大勝。二回、井上の適時内野安打で先行し、三回に打者10人の攻撃で5点を加えた。井上は自身4連勝。DeNAの石田裕はプロ初黒星。

 巨人はクリーンアップを入れ替え、3番に初めてモンテスを先発起用した。広角に打ち分けて猛打賞をマークした助っ人に引っ張られるように、4番に座り続ける岡本和にも2週間ぶりの一発が飛び出した。阿部監督が最適解を模索する打順がうまくはまった。

 1点を返された直後の四回、代わったばかりの中川颯から、モンテスが右前打で出塁した。続く岡本和が外寄りの速球を捉えると、打球は右翼ポール際へと一直線に飛んでいった。「ギリギリだったけど、切れずに本塁打になってくれて良かった」。18号2ランでDeNAを突き放した。

 岡本和にとっては、3日のヤクルト戦以来の本塁打で、打点も翌4日の犠飛から途絶えていた。この日の活躍にも、「なかなか打ててないんで」と喜びは控えめ。シーズン残り35試合となり、ここまで59打点。オフに阿部監督が「和真が120打点ぐらい挙げられたら優勝できる」と話していたことを踏まえれば、物足りない数字だと言える。

 ヘルナンデスの負傷離脱に伴う打線の再構築は、形が見え始めた。三回は、モンテス、岡本和の連打で好機を作り、5番大城卓、6番坂本の連続適時打につながった。打線の好循環が生まれつつあるからこそ、岡本和の復調が終盤の優勝争いのカギを握る。二岡ヘッド兼打撃チーフコーチも「(中軸に)いいところで回ってくる。打ってくれるのが4番」と期待を寄せる。

 当の本人は「チームがやりやすい打順でやってもらえばいい。(自身の4番に)こだわらなくてもいい」と言う。しかし、やはり4番は岡本和だ。打線の勢いも味方につけ、本領を発揮したい。(井上雄太)

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