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自民党総裁選、林芳正・河野太郎・石破茂氏が立候補へ…閣僚ら10人超が出馬に意欲

読売新聞 / 2024年8月18日 5時0分

新たなトップが総裁選で選ばれる自民党の本部

 9月に予定される自民党総裁選を巡り、林芳正官房長官(63)、河野太郎デジタル相(61)、石破茂・元幹事長(67)が近く立候補を表明する方針を固めた。複数の党関係者が明らかにした。総裁選には、17日までに閣僚ら10人超が出馬の意欲を示す異例の状況になっている。

 林氏は解散を決めた岸田派の座長で、岸田首相(党総裁)が総裁選への不出馬を表明した後、派内で後継への待望論が出ていた。出馬に必要な推薦人20人をそろえられる見通しだ。

 麻生派(54人)に所属する河野氏は麻生副総裁が出馬を了承し、同派議員を中心に推薦人を集められることになった。河野氏は17日、さらなる支持拡大に向け、電話で働きかけを行った。

 石破氏は17日、推薦人について、「確保のめどがついた」と周辺に語り、立候補を表明する意向を明らかにした。出馬が実現すれば、今回で5回目となる。

 一方、小林鷹之・前経済安全保障相(49)は19日にも記者会見を開き、出馬を正式発表する。小林氏は17日、新潟県燕市内で「複数の同僚議員から(出馬を期待する)声をいただいているのは事実だ。それをしっかり受け止め、最終的に判断したい」と記者団に語った。すでに推薦人集めを終えており、出馬表明後に行う活動の検討などを進めている。

 政策集団に衣替えした茂木派内では、派を率いる茂木敏充幹事長(68)と加藤勝信・元官房長官(68)が出馬に意欲を示している。茂木氏は17日、金沢市内で記者団から総裁選への対応を問われ、「夏の間に考える」と述べた。加藤氏は16日のBS11の番組で「具体的な動きをしていきたい」と語った。

 また、岸田派の上川陽子外相(71)は17日、首相に対し、出馬を目指す考えを伝えた。小泉進次郎・元環境相(43)は対応を明らかにしていないものの、出馬に期待する声が党内で広がっている。高市早苗経済安全保障相(63)、斎藤健経済産業相(65)、野田聖子・元総務相(63)も出馬へ準備を進めている。

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