大谷翔平が３８号ソロ、日本人初のメジャー全３０球団から本塁打…ヌートバーの頭上越える

カージナルス戦に出場した大谷翔平（１７日）＝ロイター

　【セントルイス（米ミズーリ州）＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は１７日（日本時間１８日）、敵地セントルイスでのカージナルス戦に１番指名打者で出場し、五回に４試合ぶりの本塁打となる３８号ソロを放った。これで日本人初のメジャー全３０球団からの本塁打を記録。四球を選んだ一回、三振振り逃げで出た三回にそれぞれ二盗を決め、今季３７盗塁としており、メジャー史上６人目の「４０本塁打、４０盗塁」の達成に前進した。

　相手の先発は、右腕パランテ。２点を追う五回二死、１ボール１ストライクからの３球目、真ん中のナックルカーブをとらえた。ライナー性の打球は右翼手のヌートバーの頭上を越えて、右中間フェンス奥のブルペンに飛び込んだ。飛距離は３８４フィート（約１１７メートル）で、打球速度は１１１・９マイル（約１８０キロ）を記録した。