松山英樹、米ツアー通算１０勝目…今季２度目のＶで日本人初の年間王者へ前進

今季の米ツアー２勝目を飾った松山英樹（１８日）＝ＡＰ

　【メンフィス（米テネシー州）＝帯津智昭】米男子ゴルフのプレーオフ第１戦、フェデックス・セントジュード選手権は１８日（日本時間１９日）、テネシー州メンフィスのＴＰＣサウスウインド（パー７０）で最終ラウンドが行われ、２位と５打差の首位で出た松山英樹は４バーディー、２ボギー、１ダブルボギーのイーブンパーで回り、通算１７アンダーで米ツアー１０勝目を挙げた。銅メダルを獲得したパリ五輪後の最初の試合で、今年２月のジェネシス招待に続いて今季の米ツアー２勝目を飾り、自らのアジア勢最多勝利を更新した。

　プレーオフ第１戦には年間ポイント上位７０人が出場。上位５０人が進む第２戦のＢＭＷ選手権、同３０人が臨む最終戦のツアー選手権の全３戦で年間王者を争う。米ツアー１１季目の松山は日本人初となる年間王者に向けて前進した。