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ウクライナとロシアの部分停戦交渉、越境攻撃で延期…エネルギー施設攻撃停止を協議予定

読売新聞 / 2024年8月19日 11時56分

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は17日、ウクライナとロシアが今月中に部分的な停戦交渉を行う予定だったが、ウクライナ軍による露西部クルスク州への越境攻撃で頓挫したと伝えた。エネルギー関連施設への攻撃を互いに停止するための協議だったが、ロシア側が延期を申し出たという。

 協議に詳しい関係者らの話として報じた。ロシアとウクライナの各国代表団が仲介国カタールの首都ドーハを訪れ、カタール側と個別に会談する間接交渉が検討されていた。ウクライナは越境攻撃後もドーハに代表団を派遣する意向だったが、カタール側が成果を期待できないとして断った。

 ウクライナ大統領府の関係者は同紙に対し、交渉は一度延期されたが、22日にビデオ形式で開かれる予定だと明らかにしたという。越境攻撃が続く中、露側が応じるかどうかは不透明だ。

 ロシアはウクライナの電力供給網への攻撃を繰り返し、ウクライナも無人機攻撃でロシアの石油関連施設に損害を与えている。交渉はこうした状況を打開する狙いがあったとみられる。ただ、ロイター通信によると、ロシア外務省報道官は18日、同紙報道について、両国間で「直接的、間接的な交渉は行われていない」と否定した。

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