大阪・豊中市の公園で複数人の男女が暴行か、下半身裸の男性が意識不明…殺人未遂容疑で捜査

大阪府警察本部

　１８日午後１０時３５分頃、大阪府豊中市庄内幸町の公園で、「複数人の男女が暴行を振るっている」と近くにいた人から１１０番があった。府警豊中南署員が駆けつけると、口から血を流した男性が公園内で倒れており、病院に搬送されたが意識不明の重体。府警は現場から男女５～１０人が逃走したとみて、殺人未遂容疑で捜査している。

　発表では、暴行が目撃されたのは午後１０時過ぎで、集団で男性を殴ったり蹴ったりしていたという。倒れていた男性はタンクトップ姿で、下半身は裸の状態だった。公園内には男性のものとみられる身分証があり、男性は京都市の２０歳代の可能性がある。

　逃走した男女はいずれも２０歳代くらいだったといい、府警は現場周辺の防犯カメラの映像を調べるなどして行方を追っている。

　近くに住む７０歳代女性は、公園の方から「何言うてんねや」などともめているような男らの声を聞いたという。「けんかだと思い、しばらくするとパトカーが来た。事件と聞いて恐ろしい」と話した。

　現場は阪急庄内駅から南西約５００メートルの住宅街。