京都国際ＯＢ、後輩たちに声援…「当時から知るかわいい後輩たち」

京都国際の後輩たちに声援を送る石田さん（手前左）と簗川さん（手前右）（１９日、甲子園球場で）

　第１０６回全国高校野球選手権大会第１２日の１９日、第３試合を戦う京都国際のアルプス席では、２年前の夏の甲子園に出場した野球部ＯＢの大学２年石田紘大さん（１９）と専門学校２年簗川繕さん（２０）が後輩たちに声援を送った。

　今夏初めて甲子園球場に駆け付けた石田さんは２０２２年のベンチ入りメンバー。初戦で途中出場し甲子園の土を踏んだものの、試合には延長戦の末、サヨナラで敗れた。簗川さんは記録員として選手たちを支えた。

　現在は岐阜県内の大学に通い野球を続ける石田さんは、母校の試合結果は地方大会から追い続けてきたという。

　準々決勝を戦うメンバーには、「当時から知るかわいい後輩たち」もいるといい、石田さんは「自分たちは１回戦で負けたが、ここまで来られているのは本当にすごい」と笑顔。簗川さんは「たくさん自主練習をしていた姿を見ていた。優勝を目指して頑張ってほしい」とメガホンをたたいた。