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ゼレンスキー大統領「敵領内に緩衝地帯を作る」…越境攻撃でセイム川の2本目の橋を破壊

読売新聞 / 2024年8月19日 17時50分

 ロシア西部クルスク州への越境攻撃を続けているウクライナの空軍司令官は18日、州内を流れるセイム川にかかる二つ目の橋を破壊したとSNSで発表した。露軍の補給路を遮断し、制圧地域をウクライナ軍の拠点とする作業が進んでいる模様だ。

 ウクライナ軍は16日にも別の橋を破壊したと主張した。同州西部で露軍が補給に使えるセイム川にかかる橋は三つあるとされ、露メディアによると、残りの一つもウクライナ軍の攻撃で損傷したとの情報がある。増援部隊の派遣や物資の輸送が滞れば、露軍はセイム川南方の地域の防衛が困難になる可能性がある。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は17日、越境攻撃の状況に詳しい関係者の話として、露軍が先週半ばまでに約5000人の兵士をウクライナからクルスク州に再配置したと報じた。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は18日夜のビデオ演説で、越境攻撃について「敵領内に緩衝地帯を作る」ことが目的だと初めて明言した。ゼレンスキー氏は「ロシアの戦力を可能な限り破壊し、最大限の反撃をする」ことが最優先事項だと述べ、約束した軍事支援を予定通り行うよう米欧に求めた。

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