大社アルプス、藤江龍之介選手の祖父母が声援「甲子園で見られて最高」…孫の活躍は生きる活力

大社のアルプス席から藤江龍之介選手に声援を送る山根秀夫さん（左）とユリさん（１９日、甲子園球場で）

　第１０６回全国高校野球選手権大会第１２日の１９日、躍進を続ける大社のアルプス席には、孫の活躍を祈るように見守る２人の姿があった。

　ショートを守る藤江龍之介選手の祖父・山根秀夫さん（８０）と祖母・ユリさん（７８）は、藤江選手が小学生の頃から練習や試合の観戦を続けている。

　孫の活躍は２人にとって、生きる活力にもなっているといい、今大会は１回戦の報徳学園戦から毎試合、甲子園球場に駆け付け、アルプス席からエールを送っている。

　吹奏楽の演奏に合わせながら笑顔でメガホンをたたく秀夫さんは「かわいかったりゅうちゃんが今はかっこよく見える。活躍する姿を甲子園で見られて最高です」と喜んだ。