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福島第一原発デブリ、初の取り出し22日に開始…合計880トンのうち3グラム目指す

読売新聞 / 2024年8月19日 17時17分

「釣りざお式装置」の爪状の器具

 東京電力は福島第一原子力発電所2号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的な取り出しを22日に始める。デブリは放射線量が極めて高く、取り出しに着手するのは2011年の原発事故後初めてとなる。

 デブリは11年の事故で炉心溶融(メルトダウン)が発生した際に、炉内の金属などと混ざり合ってできた。1~3号機で計約880トンあると推計されている。東電は伸縮する釣りざおのような装置を原子炉の横から差し込み、先端に取り付けた爪状の器具で、最大3グラムのデブリの採取を目指す。

 東電は、原子力規制委員会に装置の使用開始を21日と申請していた。この日は2号機内に設置した装置の点検や作業手順の確認を行い、問題がなければ22日に開始することに決まった。

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