中央公論文芸賞に荻原浩さん「笑う森」…森で行方不明の5歳が1週間後に保護される場面から始まる長編
読売新聞 / 2024年8月19日 22時59分
第19回中央公論文芸賞(中央公論新社主催)の選考会が19日開かれ、荻原浩さん(68)の「笑う森」(新潮社)が選ばれた。副賞100万円。
受賞作は、森で5歳の男の子が行方不明になり、1週間後に無事保護される場面から始まる長編。空白の1週間の謎を追いながら、事情を抱えて森にいた大人たちの善意と葛藤、子どもとの心温まるやり取りなどを物語性豊かに描き出した。
荻原さんは、「明日の記憶」で山本周五郎賞、「海の見える理髪店」で直木賞を受賞するなど、実力派のベテラン作家として知られる。選考会では、受賞作について「構成が巧みで、ユーモアがある」「人間描写がうまく、森の情景もよく書かれている」などと評価された。
贈賞式は10月17日に東京都内で行われる。
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