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半月で被害総額1億8000万円、徳島県内で投資・ロマンス詐欺被害が多発

読売新聞 / 2024年8月20日 12時6分

徳島県警察本部

 徳島県警は19日、今月1~15日に県内で、5000万円近い被害がわかるなどSNS型投資・ロマンス詐欺で8件計約8600万円、従来型の特殊詐欺で6件計約9000万円の計約1億8000万円の被害が半月間で判明したと発表した。多発する詐欺への警戒を呼びかけている。

 SNS型ロマンス詐欺で今月被害を届け出た板野郡内の男性は、マッチングアプリで1月中旬に「シンガポール出身の女性」と知り合い、SNSでメッセージのやりとりをして約1週間後、暗号資産による投資話を持ちかけられた。

 この「女性」との結婚資金などをためようと考え、指示された架空とみられる暗号資産取引サイトに登録。担当者という人物の指示で15万円を振り込むと、利益分として約5万円を引き出せた。さらに勧められるままに計約4570万円の暗号資産を購入して送金。手数料としてさらに1000万円を求められ、被害に気付いたという。

 一方、特殊詐欺で判明した被害では、徳島市内の70歳代女性宅に6月、東京の検事を装った男から電話があり、「あなたに詐欺共犯の容疑がかかっている。銀行に預けているお札の番号を調べる必要がある」と言われた。インターネットバンキングへの口座登録を指示され、銀行の口座番号や暗証番号を伝えたところ、1445万円を引き出された。

 女性は7、8月に各1回、「自宅にある現金を調べる」という名目で現金を袋に入れて路上などに置くよう指示され、計約2690万円をだまし取られた。不安になって家族に相談し、詐欺被害に気付いたという。

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