競泳男子１００バタフライは淑徳巣鴨・塩田直也がライバル抑えＶ、１００背との２冠達成

男子１００メートルバタフライで優勝した淑徳巣鴨の塩田選手

　全国高校総体（インターハイ＝読売新聞社共催）は１９日、佐賀県で競泳、大分県で飛び込みと水球が行われた。競泳男子１００メートルバタフライの淑徳巣鴨の塩田直也選手（２年）はライバルとの争いを制し、１８日の１００メートル背泳ぎに続き、２冠を達成した。

　日大豊山の大島統偉選手（３年）について、昨年の国体で同じチームになってからライバルとして意識。「絶対に自分が勝つ」と周囲に公言し、追い込んできたという。

　前日の疲れも残っていたが、決勝はスピードに乗って制した。「大島選手と戦うためにやってきたので、勝つことができてうれしい。日本の競泳を引っ張るのは自分しかいないという気持ちで、頑張っていきたい」と意気込んだ。