左膝骨折の小池百合子都知事、車いすで２週間ぶり登庁…今後は「テレワークとリアルの両方で」

車いすで登庁した小池知事（１９日、都庁で）

　左膝を骨折し、在宅で執務していた東京都の小池知事が１９日、約２週間ぶりに登庁した。

　小池知事は今月６日夜、神宮球場であったプロ野球の始球式で投球した際、足を滑らせ左膝関節を 剥離 （はくり）骨折した。全治２か月と診断され、翌７日から登庁を控えていた。

　この日午後２時過ぎに車いすで登庁した。報道陣に「いろいろご心配をかけた。台風７号の接近時などでは担当者に指示をしっかり伝えている」と述べ、都政運営に支障は出ていないと強調した。今後の公務については「職員にテレワークを勧めてきた。率先する意味でもテレワークとリアルの両方で進めたい」と語った。回復の具合やスケジュールを見ながら、在宅で行うか、登庁するか判断するという。