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自民党総裁選、現行最長15日間の選挙戦に…岸田首相「真剣勝負の議論を国民の前で」

読売新聞 / 2024年8月20日 12時26分

自民党本部

 自民党は20日午前、岸田首相の後継を選ぶ党総裁選の日程を「9月12日告示、27日投開票」と決定した。選挙期間は現行の規程が設けられた1995年以降で最長の15日間となった。活発な論戦を通じ、派閥の政治資金規正法違反事件で失われた党の信頼回復につなげたい考えだ。

 日程は、総裁選挙管理委員会(委員長=逢沢一郎・選挙制度調査会長)が党本部での会合で決め、その後の総務会で了承された。

 選挙期間は過去の総裁選では12日前後が多かったが、党への逆風がやまない中、政策論争をアピールするため、期間を長く取るように求める声が党内で広がっていた。

 総裁選は首相の総裁任期満了(9月30日)に伴って行われる。1人1票の国会議員票367票に、国会議員票と同数の党員・党友票を合わせた734票で争われる。1回目の投票で過半数を得た候補がいない場合、上位2人による決選投票となる。

 首相はこの日の党役員会で、「総裁選のプロセス自体が新生自民党を国民に示すものとなる。真剣勝負の議論を国民の前で展開してもらいたい」と述べ、「開かれた総裁選」に向けて期待感を示した。

 今回の総裁選には10人超が出馬に意欲を見せている。小林鷹之・前経済安全保障相(49)は19日に出馬表明し、石破茂・元幹事長(67)は22日にも立候補を表明する。小林氏は20日午前、東京・永田町の議員会館で各議員の事務所を回り、支持を呼びかけた。

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