1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

初球を被弾しエラーでさらに失点…逆境スタートの菊池雄星、「そういう時こそ」粘りの投球

読売新聞 / 2024年8月20日 17時49分

レッドソックス戦に先発した菊池雄星=AP

 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグは19日、各地で行われ、ドジャースの大谷はマリナーズ戦に1番指名打者で出場し、一回に左前打を放って3打数1安打だった。試合は3―0で勝利。アストロズの菊池はレッドソックス戦に先発し、5回2/3を6安打3失点(自責点1)、7奪三振で、勝敗はつかなかった。チームは5―4でサヨナラ勝ちした。レッドソックスの吉田は六回に自身メジャー初の代打本塁打となる9号2ランを放ち、2打数1安打2打点だった。

 プレーボール直後、初球を本塁打とされた。さらに迎えたピンチでは味方の失策で失点。落ち着かない立ち上がりから、アストロズの菊池は立て直した。

 二回以降も、守備のミスが相次ぐなど走者を背負っての投球が多かった。「そういう時こそ、いかに試合を作れるか」と自身に言い聞かせながら腕を振る。力のある真っすぐを軸に、チェンジアップとスライダーも駆使しながら、六回二死一塁で降板するまで辛抱強く投げた。代わった救援投手が吉田に2ランを浴びて勝ち越されたが、打線はその後追いつき、最後はサヨナラ勝ち。「粘っていけば逆転してくれる」という思いが届いた。

 ブルージェイズからトレード移籍してここまで4戦に先発し、チームは全て勝っている。菊池も「役割を果たせている」と手応えを語る。ア・リーグ西地区で首位に立つチームで、左腕の存在感は増すばかりだ。(米テキサス州ヒューストン 平沢祐)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください