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バイデン氏演説「民主主義を救わなければならない」「ハリス氏は歴史的大統領に」…党大会開幕

読売新聞 / 2024年8月20日 18時40分

19日、米シカゴで開幕した民主党大会でバイデン大統領(右)と並ぶハリス副大統領=ロイター

 【シカゴ=池田慶太】米民主党大会が19日、イリノイ州シカゴで開幕した。11月の大統領選から撤退したジョー・バイデン大統領(81)が演説し、自身の後継候補となったカマラ・ハリス副大統領(59)の下での団結を呼びかけた。民主党は事実上の選挙公約となる綱領を採択し、民主主義の強化などに取り組む方針を掲げた。

 バイデン氏は演説で「2020年に我々は民主主義を救った。24年に再び救わなければならない」と強調し、共和党候補となったドナルド・トランプ前大統領(78)の当選阻止を訴えた。ハリス氏を副大統領に選んだことについて「最良の決断だった」と述べ、「彼女は米国の未来に足跡を残す歴史的な大統領になるだろう」と語った。

 ハリス氏と副大統領候補となったミネソタ州のティム・ウォルズ知事(60)を支え続ける考えを示し、「最高のボランティア」になると約束した。

 バイデン氏の演説に先立ち、ハリス氏は予告なしに登壇し、「この11月、我々は一丸となって前に進むことを宣言するだろう」と大統領選に向けた決意を述べた。「我々は、分断するものよりもはるかに多くの共通点を持っている。理想のために戦おう」と呼びかけた。

 19日に採択された党綱領は、バイデン氏が選挙戦撤退を表明する前に作成された原案通りとなった。トランプ氏について「民主主義の中核を守ることを拒否している」と批判し、民主党が米国と世界で民主主義や自由を守ると強調した。パレスチナ自治区ガザの戦闘について「即時かつ永続的な停戦」を支持し、人工妊娠中絶の権利保護や銃規制の強化などを盛り込んだ。

 党大会は22日まで4日間の日程で、20日にオバマ元大統領らが演説する予定。ハリス氏は22日、ウォルズ氏は21日にそれぞれ指名受諾演説を行う。

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