1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

「ネタニヤフ氏が受け入れ確約」の米国調停案、ハマスは「イスラエル寄り」と反発

読売新聞 / 2024年8月20日 23時21分

19日、イスラエルのテルアビブで記者団の取材に応じるブリンケン米国務長官=ロイター

 【エルサレム=福島利之、ワシントン=田島大志】パレスチナ自治区ガザでの停戦と人質解放を巡り、米国のブリンケン国務長官は19日、エルサレムでベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談後、米国の提示した調停案について「ネタニヤフ氏が受け入れを確約した」と記者団に述べた。イスラム主義組織ハマスは調停案が「イスラエル寄り」と反発しており、エジプトで予定されている再協議での合意実現は見通せていない。

 ブリンケン氏は、合意に向けて「依然、複雑な問題がある」としつつ、ハマスに調停案の受け入れを求めた。ネタニヤフ氏は「我が国の安全保障上の国益に理解を示し、人質解放に尽力してくれている」と謝意を示す声明を出した。

 調停案を巡っては、ネタニヤフ氏がガザとエジプト境界への軍の配備にこだわり、ハマスはガザからの軍の完全撤退を求めている。イスラエルの公共放送カンによると、エジプトで21日に予定された再協議は今週末に延期される見込みだ。

 軍は20日、ガザ南部ハンユニスから19日夜に男性の人質6人の遺体を回収したと発表した。人質の家族会によると、残る人質は109人で死者を含むという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください