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巨人・山崎伊織まさかの最短ワースト失点KO…阿部監督「あと一人とかあと1球とか、そこじゃないですか」

読売新聞 / 2024年8月21日 6時0分

4回2死満塁、末包(左)に3点2塁打を浴びた山崎伊=上甲鉄撮影

 広島8―3巨人(セ・リーグ=20日)――広島は一回、末包の2点二塁打で先行。四回は末包、坂倉の連続適時打などで5点を挙げた。森下が2年ぶりの2桁勝利。巨人は山崎伊が試合を作れなかった。

 試合前、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が東京ドームを訪れ、ミーティングでチームを激励したという。「大事な首位攻防戦だったので来ていただいた。残念すぎる試合で申し訳なかった」と阿部監督。初戦を託された山崎伊が、今季最短、ワーストの4回7失点でまさかのKOを喫した。

 味方が1点差に追い上げて迎えた四回、先頭から3連打され、無死満塁。2者続けて空振り三振を奪った後、そこから踏ん張れなかった。フルカウントから小園に押し出し四球を与え、続く4番末包に左翼線へ3点二塁打を浴びた。坂倉にも適時打を許し、一挙5失点。末包には一回にも先制の適時二塁打を浴び、四回までに3安打5打点と打ち込まれた。

 末包は「巨人キラー」として知られる。昨季は15試合で打率3割4分4厘、6本塁打と打ち込まれ、今季も7試合で打率3割6分、2本塁打と好相性が続く。山崎伊も6日の前回対戦でソロを許していた。

 チームとして対策が必要なのは間違いない。ただ、この日の5打点は山崎伊の責任も大きかった。一、四回はいずれもテーマに挙げた先頭打者の出塁を許し、四球も与えて4番に走者をかえされた。9安打のうち6本が2ストライク後と詰めを欠き、阿部監督も「あと一人とか、あと1球とか。そこじゃないですか」と指摘した。

 「大事な一戦で先発の役割を果たせなかったのは悔しい。今日の反省を生かして次につなげたい」と山崎伊。開幕からカード初戦を任され、チームを支えてきた先発の柱だ。大事な終盤戦に、うつむいてはいられない。(浜口真実)

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