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3人死亡事故で逮捕の運転手、アルコールチェック後に飲酒か…車内に焼酎の空き瓶数本

読売新聞 / 2024年8月21日 5時0分

トラック1台と乗用車2台が衝突する事故が発生した現場(5月6日、群馬県伊勢崎市で)

 群馬県伊勢崎市の国道17号で5月、トラックが乗用車2台と衝突し、家族3人が死亡するなどした事故で、県警は20日、トラックの飲酒運転で事故を起こしたとして、同県吉岡町下野田、会社員鈴木吾郎容疑者(69)を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で逮捕した。「事故を起こしたことは間違いない。ただ、詳しくは覚えていない」と話し、容疑を一部否認しているという。

 発表によると、鈴木容疑者は5月6日午後4時15分頃、飲酒してトラックを運転し、同市境上矢島の国道17号で対向車線にはみ出して乗用車2台に相次いで衝突。乗用車の前橋市樋越町、会社員塚越寛人さん(当時26歳)と長男 湊斗 みなとちゃん(同2歳)、塚越さんの父で同県渋川市赤城町宮田、会社員塚越正宏さん(同53歳)を死亡させたほか、別の車の女性(52)に軽傷を負わせた疑い。自身も大けがをし、入院していた。

 捜査関係者によると、鈴木容疑者は運転前の勤務先でのアルコールチェックでは問題がなかったが、その後に飲酒したとみられる。車内からは焼酎の空き容器数本が見つかった。事故直前は時速90キロほどで走行していたという。

 寛人さんの妻は弁護士を通じ、「到底許せることではない。お酒を飲みたいという欲のために死んでいったと思うと、悔しくて言葉も出ない」とコメントした。

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