７月の訪日客は３２９万２５００人、２か月連続で過去最高を記録

宵山を迎え、山鉾を見物する大勢の観光客ら（７月１６日、京都市下京区の四条通で）＝川崎公太撮影

　日本政府観光局が２１日発表した７月の訪日外国人客数（推計値）は、コロナ禍前の２０１９年同月比１０・１％増の３２９万２５００人で、単月で過去最高だった６月（３１３万５６００人）を上回り、２か月連続で過去最高を記録した。

　国・地域別では、中国が７７万６５００人と最多で、韓国が７５万７７００人と続いた。

　中国はコロナ禍後、中国国内の経済状況や規制で回復が遅れていたが、２２年秋に日本政府の水際対策が緩和されて以降、初めて首位になった。直行便の増加などが押し上げた。

　２４年１～７月の累計では２１０６万９９００人となり、過去最速で２０００万人を突破した。