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オバマ元大統領「Yes she can」…民主党大会でミシェル夫人とともにハリス氏支持を訴え

読売新聞 / 2024年8月21日 18時46分

20日、シカゴで開かれた米民主党大会で演説するオバマ元大統領=AP

 【シカゴ=向井ゆう子、ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)=池田慶太】米イリノイ州シカゴで開かれている民主党大会は20日、2日目を迎え、党内に強い影響力を持つバラク・オバマ元大統領(63)とミシェル夫人(60)が演説した。11月の大統領選に向け、2人はカマラ・ハリス副大統領(59)の支持を訴えた。

 オバマ氏は、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)が再選すれば、「混乱の4年間が再び来る」と指摘した。「米国は新たな時代を迎える準備ができている」と訴えた。

 自身の大統領選でのキャッチフレーズ「イエス・ウィ・キャン(我々にはできる)」に倣って、ハリス氏について、「イエス・シー・キャン(彼女ならできる)」と語る場面もあった。

 オバマ氏に先立ち演説したミシェル夫人は、ハリス氏について「大統領になるのにもっともふさわしい人物の一人だ」と語った。「我々がどんなに今夜素晴らしく感じたとしても、厳しい戦いになる」と述べ、選挙戦の行方は楽観視できないとの見方を強調した。

 オバマ夫妻は、退任後も党内で絶大な人気を誇る。2人が登壇すると、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。ハリス氏は大統領選でオバマ氏を支援したことがあり、夫妻とは20年以上の付き合いがある。党大会では、各州・地域を代表する代議員らがハリス氏の指名投票に代わる形式的な票数の読み上げを行い、支持を確認した。

 一方、ハリス氏は同日、イリノイ州に隣接するウィスコンシン州ミルウォーキーで集会を開いた。ウィスコンシン州は、大統領選の激戦州で、ハリス氏は、党大会の会場と中継でつないで演説し、「私たちは力を合わせ、新たな道を切り開いていく」と訴えた。

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