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中国当局、昨年3月拘束のアステラス製薬社員を起訴…拘束さらに長期化へ

読売新聞 / 2024年8月21日 19時59分

 【北京=川瀬大介】昨年3月に中国当局が反スパイ法違反の疑いで拘束したアステラス製薬社員の日本人男性について、中国の検察当局が今月中旬に起訴したことが日本政府関係者への取材で分かった。日本政府は早期解放を求めているが、中国側は応じず、拘束はさらに長期化する見込みだ。

 男性は50歳代で、帰国直前に北京で拘束され、昨年10月に正式に逮捕されていた。健康状態は問題ないという。北京の日本大使館関係者はこれまで男性と16回面会を行った。

 「国家の安全」を重視する 習近平 シージンピン政権は昨年7月に改正反スパイ法を施行し、スパイ行為の定義を拡大した。中国では2015年以降、今回起訴された男性を含めて少なくとも17人の日本人が拘束され、5人が今も帰国できていない。中国と関わる外国人の不安感は根強く、対中ビジネスや民間交流の妨げになっている。

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