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万博のシンボル、1周2キロの大屋根「リング」が一つの輪に

読売新聞 / 2024年8月21日 20時24分

一つの輪につながった万博会場の大屋根リング(21日午後、大阪市此花区で、本社ヘリから)=枡田直也撮影

 来年4月に開幕する大阪・関西万博のシンボルとして、大阪湾の人工島・ 夢洲 ゆめしま(大阪市此花区)で建設されていた大屋根(リング)が21日、組み上がり、一つの輪につながった。

 リングは1周2キロ、幅30メートル、高さ12~20メートルの世界最大級の木造建築物。「多様でありながら、ひとつ」という万博の理念を表している。建設費は344億円。会期中、来場者が屋根の上と下を歩いて回遊できる。

 大手ゼネコンの大林組、竹中工務店、清水建設のそれぞれが共同企業体を組み、三つの工区に分けて、昨年6月から工事していた。この日午後、クレーンで最後の木材がはめられ、組み上げが完了。人員配置の効率化などにより、当初予定より約1か月、工期を短縮したという。今後、エレベーターを設置するなどし、来年2月に完成させる。

 内側に配置される海外パビリオンの建設は遅れが指摘されており、本格化するのはこれからだ。

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