東京都心で猛烈な雨、港区付近で１時間に１００ミリ…新宿駅は構内の一部が浸水

大雨の影響で浸水した新宿駅の地下通路（２１日夜、東京都新宿区で）

　大気の状態が非常に不安定になり、東京都内は２１日夕方から夜にかけて局地的に雷を伴った大雨に見舞われた。

　気象庁によると、港区付近では午後７時までの１時間に約１００ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、同庁は記録的短時間大雨情報を発表した。世田谷区でも午後６時過ぎまでの１時間に５０ミリ超の非常に激しい雨を観測した。新宿駅では、駅構内の一部が浸水し、駅員らがモップなどで拭き取る作業に追われた。

　ＪＲ各社によると、大雨の影響で、東海道新幹線は同日午後６時４０分頃から、東京―新横浜など一部区間で約５０分間運転を見合わせた。山手線が全線で一時運転を見合わせたほか、京浜東北線も一部で遅れが出た。