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アラン・ドロンと京都の名妓 祇園町に語り継がれたおとぎ話のような美男美女物語

J-CASTニュース / 2024年8月21日 7時15分

アラン・ドロンと京都の名妓 祇園町に語り継がれたおとぎ話のような美男美女物語

第72回 カンヌ国際映画祭(2019年)でのアラン・ドロンさん(写真:REX/アフロ)

フランスの人気俳優アラン・ドロンさんの死去が2024年8月18日に伝えられたが、ドロンさんはたびたび来日、京都祇園では若いころの隠れたエピソードが語られていた。

「番組のあいだ、ドロンさんはずーっと...」

ドロンさんは来日するとテレビにも出演していたが、その一つ、日本テレビ系の「11PM」に出演した時の話だ。大阪読売テレビの制作で司会は作家の藤本義一さん。この日のゲストはアラン・ドロンと勝新太郎、そこに祇園の舞妓さんが二人加わった。

舞妓さんは当時の売れっ子のK子さんとI子さん。この話はI子さんが経営する祇園の店でなじみの客にI子さんが語っていたエピソードだ。この店は祇園で最初にお座敷をスナックにした店として知られる。作家の川端康成、松本清張、渡辺淳一らがひいきにした店だった。渡辺淳一の小説のモデルともなっている。

「番組のあいだ、ドロンさんはずーっと、K子さんをうっとりと見つめてはりました。話が進みませんのや。そいで、勝さんが気を使って、翌日祇園のお茶屋さんに招かはりました」

お座敷では「ドロンさんはK子さんの手を両手で挟んだまま、うっとりと眺めてはる。えらい惚れようどした」という。

K子さんはお人形のような整った顔立ちで、着物姿の彼女の存在にアラン・ドロンは参ってしまったようだという。

それで二人になにかあったというわけではないが、フランスの美男子と京都の美女のおとぎ話のようなエピソードとして語り継がれてきた。

で、そのK子さんだが、10年ほど前に亡くなっていた。一人暮らしの孤独死だった。新聞が何日分も郵便受けに入っていたという。

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