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バイデン氏とネタニヤフ首相が電話会談、停戦合意「急を要する」…ガザでは空爆で50人超犠牲

読売新聞 / 2024年8月22日 11時14分

21日、ガザ市で、イスラエル軍の攻撃を受けて立ち上る煙=ロイター

 【ワシントン=田島大志、エルサレム=吉永亜希子】米国のバイデン大統領は21日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と電話で会談し、パレスチナ自治区ガザでの停戦実現に向けて意見交換した。米大統領選の民主党候補、カマラ・ハリス副大統領も加わった。

 ブリンケン米国務長官が今週、中東を歴訪し、米国の調停案に基づき調整にあたったが、イスラム主義組織ハマスが調停案を「イスラエル寄り」だとして反発し、合意実現のメドは立っていない。

 ホワイトハウスによると、会談でバイデン氏は、停戦合意が「急を要する」と強調し、残る障害を取り除く方策を協議した。週内にもエジプトで予定されている米国など仲介国を交えた再協議での事態打開を目指し、ガザとエジプト境界への軍駐留を強硬に求めるネタニヤフ氏に態度の軟化を促したとみられる。

 一方、ロイター通信は21日、過去24時間にパレスチナ自治区ガザで少なくとも50人のパレスチナ人がイスラエル軍の空爆で犠牲になったと報じた。軍の発表によると、トンネルやミサイルの発射拠点など30の標的を爆撃した。

 標的の中には学校も含まれていた。軍は学校がハマスの司令部として使われていたと主張し、「入念な準備と精密な攻撃で民間人の被害を抑える措置を講じた」と説明している。

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