京都国際、軽めのメニューで最終調整…エースの中崎琉生「甲子園という舞台を最高に楽しみたい」

打撃練習に汗を流す京都国際の選手たち（大阪府東大阪市で）

　第１０６回全国高校野球選手権大会で初優勝を狙う京都国際は２３日、関東一（東東京）との決勝に挑む。優勝を果たせば、１９９９年の創部以来初となる快挙で、選手たちは２２日、大阪府東大阪市内の球場で約２時間、最終調整を行った。

　この日は疲労の蓄積を考慮して軽めの打撃や投球練習などで汗を流した。

　小牧憲継監督は「関東一は個の能力が高く、チームプレーにも隙がない。後手に回らず、思い切って仕掛けていきたい」と話した。

　エースの中崎琉生投手は「日本一になるために今まで練習してきた。チームの皆を信じて投げ抜き、甲子園という舞台を最高に楽しみたい」と意気込んだ。