東京円、８８銭高の１ドル＝１４５円２６～２８銭

日本銀行本店

　２２日の東京外国為替市場の円相場は午後５時、前日（午後５時）に比べて８８銭円高・ドル安の１ドル＝１４５円２６～２８銭で大方の取引を終えた。

　前日に米国で７月の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の議事要旨が公開され、大多数の参加者が９月に利下げを行うことが適切との見解を示したことが明らかになった。日米金利差の縮小が意識され、円買い・ドル売りが優勢だった。

　米雇用統計の雇用者数が大幅に下方修正されたことも円買い・ドル売りの材料になり、一時は１ドル＝１４４円台後半まで円高・ドル安が進んだ。

　対ユーロでは、６６銭円高・ユーロ安の１ユーロ＝１６１円７７～８１銭で大方の取引を終えた。