連合、立憲民主党代表選の動向注視…国民民主党との連携進展に期待
読売新聞 / 2024年8月22日 22時12分
連合が立憲民主党の代表選(9月7日告示、23日投開票)の動向を注視している。傘下の産業別労働組合(産別)によって支持政党が立憲民主、国民民主両党に分かれる「股裂き」状態が続く中、次期代表の政治姿勢が、連合が求める両党の連携が進展するかどうかを左右するためだ。
連合の芳野友子会長は22日の記者会見で「国政選挙に向け立民、国民と議論を重ねてきた。築き上げてきたものが引き続きできるような代表になってほしい」と強調した。
連合は、「股裂き」状態の解消に向け、働きかけを強めている。2日には、立民、国民両党に所属する連合出身の国会議員が両党に対し、連携の前提となる基本政策の合意に向け、協議を急ぐことを要望した。芳野氏も7月、立民の泉代表、国民の玉木代表と3人で会食し、連携を促した。
連合が取り組みを加速させるのは、早期の次期衆院選が想定されるためだ。両党は小選挙区で候補者が競合しており、選挙区調整が喫緊の課題となっている。
代表選では、国民民主を含めた野党共闘のあり方が主要な争点となる。
出馬の意向を固めている泉健太代表(50)は22日、テレビ朝日の番組で「立民が第1党になった場合は、国民とは連立政権を組める」と国民との良好な関係をアピールした。
出馬を表明した枝野幸男・前代表(60)は21日の記者会見で、「政党間連携を再構築する」と強調。代表時代に共産との連携を強めたとして連合内にある警戒感を
立候補を検討する野田佳彦・元首相(67)も野党連携に前向きだ。18日には千葉県四街道市で記者団の取材に応じ、「日本維新の会や国民との連携、その先の穏健な保守層を狙わなければいけない」と述べた。
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