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1か月男児暴行死、容疑の父親について川口市は「別居で虐待リスクない」と判断…母親の説明受け

読売新聞 / 2024年8月25日 9時31分

 埼玉県川口市内で生後1か月の長男に暴行を加えて死亡させたとして父親が県警に逮捕された事件で、家庭訪問を行った市が、父親は別居しているとみて「虐待のリスクはない」と判断していたことがわかった。県警は事件当時、父親が、長男とその母親との3人暮らしだったとしている。

 逮捕されたのは草加市八幡町、無職河野雄大容疑者(24)。河野容疑者は昨年9月9日頃、当時住んでいた川口市の自宅アパートで、長男の 想蒼 そあちゃんに暴行を加え、死亡させた疑いが持たれている。

 事件前、河野容疑者と20歳代の母親について、県警は「夫婦げんかが絶えない」などと南児童相談所(川口市)に通告していた。児相や川口市などでつくる要保護児童対策地域協議会(要対協)は昨年5月、想蒼ちゃんを妊娠していた母親を、支援が必要な「特定妊婦」に認定し、家庭訪問の対象にした。

 想蒼ちゃんを出産後の同8月18日と30日に、市の保健師が家庭を訪問。母親から「(河野容疑者は)別居している」との説明を受け、想蒼ちゃんの体に異変がなかったことなどから、「虐待のリスクはない」と判断していたという。

 市によると、9月6日にも訪問を予定していたが、2日前の同4日に母親から「(想蒼ちゃんが)発熱して入院したためキャンセルしたい」と連絡があった。市子育て相談課は「対応は適切だったと考えている」としている。

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