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兵庫県・斎藤元彦知事のパワハラ疑惑解明へ、百条委の証人尋問始まる…30日に知事出頭

読売新聞 / 2024年8月23日 12時7分

兵庫県の斎藤元彦知事

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、県議会の百条委員会の証人尋問が23日、始まった。まずパワハラ疑惑に絞り、30日との2日間で計11人の証人尋問を行う。30日は斎藤知事が出頭する予定で、疑惑の解明に向けた調査が本格化する。

 問題を巡っては、前県西播磨県民局長の男性職員(7月に死亡)が3月中旬に報道機関などに送付した告発文書で、7項目の疑惑を指摘。パワハラについては、「出張先で公用車を降りて20メートル歩かされ、職員をどなり散らした」などの内容が記されていた。

 県は同25日、男性職員を事情聴取。男性職員の公用パソコンから告発文書のデータが見つかったことなどから、同27日に県民局長から解任。5月7日に男性職員を停職3か月の懲戒処分とした。

 公益通報者保護法では、通報者への不利益な扱いを禁じており、通報内容に「事実と信じるに足りる相当の理由」などがある場合、報道機関も通報先となる。証人尋問では、7項目の疑惑の真偽に加え、告発を巡る県の対応に問題がなかったかも検証する。

 この日の証人尋問は午前10時頃から、パワハラ疑惑を見聞きしたとされる県職員6人を対象に、職員の心理的負担を考慮して非公開で始まった。

 30日は、5人の証人尋問を予定。このうち、斎藤知事と県幹部らの計3人を公開で行う。

 斎藤知事はこれまで、7項目の疑惑を全て否定している。パワハラ疑惑については23日午前、記者団に「(指導は)業務上の必要な範囲」と主張。「(30日には)自分の考えを答える。県政を推進していく思いに変わりはない」と述べた。

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