小泉進次郎・元環境相、３０日にも自民党総裁選出馬表明へ…党改革による信頼回復や憲法改正など掲げ

小泉進次郎氏

　自民党の小泉進次郎・元環境相（４３）は３０日に記者会見を開き、９月の党総裁選への立候補を表明する方針を固めた。無派閥を中心とした中堅・若手議員や菅前首相らの支持を得ており、党改革による信頼回復や憲法改正などを掲げる見通しだ。

　関係者が２３日、明らかにした。小泉氏は読売新聞社の全国世論調査で次の総裁にふさわしい政治家で常に上位に位置する。総裁選には初めての出馬となり、党内では刷新感を強く打ち出せる小泉氏の動向に注目が集まっていた。

　小泉氏は衆院神奈川１１区選出で当選５回。２０１９年に安倍内閣で環境相として初入閣し、菅内閣で再任された。

　９月１２日告示、２７日投開票の総裁選を巡っては、小林鷹之・前経済安全保障相（４９）がすでに出馬表明している。石破茂・元幹事長（６７）は２４日に、河野太郎デジタル相（６１）は２６日にそれぞれ立候補を表明する予定だ。