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京都国際・小牧憲継監督「こんなオッサンに素晴らしい夏休み」と感謝

読売新聞 / 2024年8月23日 16時3分

優勝し笑顔でグラウンドを後にする京都国際の小牧監督(23日)=前田尚紀撮影

 第106回全国高校野球選手権の決勝が23日、甲子園球場で行われ、京都国際(京都)が延長タイブレイクの末に関東一(東東京)を2-1で破り、初優勝を果たした。京都国際の小牧憲継監督は優勝インタビューで、「本当にすごい子供たちだなと感心した」と感慨に浸った。(デジタル編集部)

 大会前、選手たちに「一日でも長く、野球をやりたい」と伝えていたという小牧監督は「正直、ここ(決勝)まで来れるとは思っていなかった。こんなオッサンに素晴らしい夏休みをもらえた」と感謝。「子供たちには本当に『ありがとう』の一言です」と声を弾ませた。

 0-0のまま延長タイブレイクとなった十回には2点を先取したものの、その裏には無死満塁から1点を返され、なおも満塁のピンチが続いた。「本当に足が震えるような場面だった」と振り返った小牧監督は「精神力、気持ちの部分だけは絶対に負けたらあかん、と(選手たちに)ずっと言い続けてきた。全員が強い気持ちをもって攻めてくれた結果」と守り切ったナインをたたえた。

 今春の選抜高校野球では1回戦で青森山田(青森)にサヨナラ負けを喫し、「1球の重さを知った」(小牧監督)という。それ以来、重視してきたのは1球に対する意識。「特段、打てるチームではないので、守れてなんぼ。1球の質にこだわって、キャッチボールからやっている」と話した指揮官は「1球1球、甲子園という舞台に育ててもらい、(選手たちは)たくましくなった」と教え子の成長を口にした。

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