日経平均終値、１５３円高の３万８３６４円

東京証券取引所

　２３日の東京株式市場は売り買いが交錯した。日経平均株価（２２５種）の終値は前日比１５３円２６銭高の３万８３６４円２７銭だった。

　円高・ドル安が一服しているため自動車などの輸出関連銘柄が買われる一方、前日の米株安が嫌気され、景気動向に敏感な半導体関連株が売られている。

　主要中央銀行の首脳らによる経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、ＦＲＢ（米連邦準備制度理事会）のパウエル議長の講演が予定されており、市場では様子見姿勢も強かった。

　東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は１３・３２ポイント高い２６８４・７２。