東海道新幹線と山陽新幹線、２７～２８日頃に計画運休など検討…台風１０号接近で

１６日の台風７号の接近時には東海道新幹線の東京―名古屋間の運転が終日取りやめとなった（１６日午前、ＪＲ東京駅付近で）

　台風１０号は２３日、太平洋のマリアナ諸島付近の海上をゆっくりした速さで北へ進んだ。気象庁によると、２３日午後９時現在、中心気圧は９８５ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は３０メートル。発達しながら北上を続ける見込みで、２７日以降、強い勢力で西日本から東日本に接近する見通しだ。

　ＪＲ東海と西日本は２３日、台風１０号の接近に伴い、東海道・山陽新幹線の全線や一部区間で２７日と２８日頃、計画運休や長時間の運転見合わせを行う可能性があると発表した。両社は「今後の天候情報や運行情報に注意してほしい」としている。