ＮＹ株が２営業日ぶり値上がり、ダウ終値は４６２ドル高の４万１１７５ドル

ニューヨーク証券取引所

　【ニューヨーク＝小林泰裕】２３日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）の終値は前日比４６２・３０ドル高の４万１１７５・０８ドルだった。値上がりは２営業日ぶりで、約１か月ぶりに４万１０００ドル台を回復した。

　ダウ平均株価は一時、７月１７日に記録した最高値（４万１１９８・０８ドル）を上回って取引された。

　米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長が２３日の講演で９月の利下げを事実上明言したことを受け、米長期金利が低下した。利払いの負担が軽減されるとして、ホームセンター大手ホームデポや半導体大手インテルなどの銘柄が買われた。

　ＩＴ企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は２５８・４４ポイント高の１万７８７７・７９だった。半導体大手エヌビディアや電気自動車大手テスラなどの銘柄が値上がりした。