台風１０号、２７日以降に西日本から東日本に接近か…東海道・山陽新幹線で運休や運転見合わせの可能性

　強い台風１０号は２４日、小笠原諸島近海の海上を北へ進んだ。気象庁によると、同日午後９時時点で中心気圧は９８０ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は３５メートル。２７日以降、非常に強い勢力で西日本から東日本に接近するとみられ、警報級の大雨や高潮となる恐れがある。

　台風の接近を受けてＪＲ東日本は２４日、上越・北陸新幹線や東北・山形・秋田新幹線で２７日から２８日にかけ、全区間や一部区間で運休や大幅な遅れが生じる可能性があると発表した。

　ＪＲ東海と西日本もすでに、東海道・山陽新幹線で２７日と２８日を中心に、全線や一部区間で計画運休や運転見合わせを行う可能性があると明らかにしている。