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水泳授業中に9歳水死、水位が想定より10cm以上上昇していると校長らが気づきながら授業

読売新聞 / 2024年8月24日 20時35分

 高知市で7月、市立小4年の男児(9)が近隣の中学校プールで水泳の授業中に溺れて死亡した事故で、水位が想定より10センチ以上上昇していると小学校長らが気付きながら、授業を実施していたことがわかった。

 原因検証のため、市教育委員会が設置した第三者検証委員会の第1回会合が24日に開かれ、経緯をまとめた資料の中で開示された。

 小学校では6月、プールのポンプ故障が判明。近隣中学校のプールの水位を校長らが測り、小学校の満水時と同じ「100~120センチ」だったため、授業可能と判断した。

 その後、校長は授業を見学した際、約10センチの水位上昇に気付いたが、情報を共有しなかった。授業で亡くなった男児ら3人が溺れかけたこともあったが、対策は取られなかった。

 事故当日は教頭と教諭2人が指導。水位は「114~132・5センチ」で、最も浅い場所でも男児の身長を超え、教頭は男児が「怖い」と話すのを聞いていた。

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