文化財のＪＲ小城駅、金色塗料でハート落書き…佐賀・小城市は被害届を提出

　佐賀県小城市のＪＲ小城駅の駅舎が落書きされていたことが２４日、わかった。駅舎は明治時代後期に建てられた国登録有形文化財で、建物を所有する市は佐賀県警小城署に被害届を出した。

　市によると、同駅の駅員が９日午前に駅舎ホーム側の外壁に落書きがあるのを見つけ、市に連絡した。落書きはハートのような形で、直径約２０センチ。金色のスプレーのような塗料で書かれていた。応急処置としてシートで落書きを覆っており、市は「町のシンボルともいえる駅。このような落書きやいたずらが行われないよう注意喚起したい」としている。